左官

恐ろしく長丁場と化している壁工事。仕上げは最も安価な「(ニセ)聚楽壁」とする事に決め徐々に、部分的に、仕上げの作業を進めてきた。
工事を始めて何ヶ月になるだろうか。台所との間仕切り壁を、先日ようやく仕上げた。一番最初にとりかかった壁が一番後回しになってしまった。
最も面積の広いこの壁は、柱で左右に区切られてそれぞれ1800x1800mm=3.24平米。
ホームセンターで購入した聚楽壁材が丁度一袋分(3.3平米)ずつである。
平らにするのはムリだと、最初からでこぼこ仕上げで塗っていたのだが、やはり職人魂が刺激され、最後の縦長半坪分の壁と台所間仕切りの左半分の一坪分を極力平らに仕上げてみる事にした。
鏝使いは難しい。
壁材を鏝に載せる(鏝ですくう)時点で難しい。
壁材を延ばす時は鏝の進行方向側をちょっと浮かせて滑らせる。
浮かせすぎると壁材を削いでしまう。寝かせすぎると鏝が壁にぴったりと吸い付いてしまい、離れなくなる。無理矢理取ると、壁材ごとはがれてしまう。これに幾度となくやられてしまった。
▼柱を境に左右アンバランスな仕上げ…
上の画像は一番広い台所との間仕切り壁。
左が平らを意識して塗った面。右はデコボコ仕上げにした面。
これをもう10枚ほどやればもっと平らにできる自信はあるのだが…残念ながら我が家にはそんなに自由に塗れる壁はもうない。

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