ニカワ塗り

油彩画のキャンバスはまず、麻布の生地が油に浸食されない様に絶縁層をつくる必要があり、これには膠(にかわ)の水溶液を使用する。
膠は動物の皮などから採れるコラーゲンを主体とするもので古くから接着剤として使われていた。
分かり易く言うと(?)食用ゼラチンの精製前の姿らしい。
水溶液を作る場合はゼラチン同様、水で戻した後に湯煎して溶かす。
…という事で、キャンバスの裏面を利用した地塗を試そうとニカワを塗ってみた。気泡だらけになったんですけど…。
湯煎してシャバシャバになった膠水をしゃっしゃか塗ったのだが、参考にした本を読み直すとどうやら膠水は若干冷えてゲル化したものを塗るのがコツらしかった。
シャバシャバの膠を塗っても布にしみこむだけで、絶縁層となる膠の膜が出来ないのだと。ギャフン。
キャンバスの裏面使用の利点について書かれた青木敏郎氏の記事によると、裏面を使う場合はブラシで押し込んで後にヘラでかきとればよい…とある。←読み直したら膠ではなく地塗り材の事だった-_-;
某『西洋絵画の画材と技法』 のサイトに画像付きで解説されているのでそれも参考にし、プリンほどの堅さになった膠をヘラでぐいぐいと塗り込んでみたところ、今度はかき取られた膠が冷えてゲル化し大量のダマが発生、収拾がつかなくなった。
上記サイトの画像を見るとかなり固まった膠を塗り込んでいるように写っているのだが、どういった処理法をとっているのだろうか…。
ダマが出来てもほっといて、生乾き状態の時にぬれ布巾でならす事も考えた。
あと10枚もやってればコツはつかめるだろう。

いいね!を押して
Facebookページをフォロー

Twitter で

コメントを残す

search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status image gallery music video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss