ARCカタログ

ARCコンペ2007年のカタログがやっと届きましたよ。厚紙にサンドイッチ梱包されてたのはいいけど固定できておらずにズレて、右上が曲がって届いてますがな。
受賞作品群以外は小さい印刷なのでwebで観た方がディテール分かり易いです。
応募者の画像をそのまま印刷したものでしょうから、そういう点では余りカタログのメリットが無いというか。応募者のカメラ性能と撮影技術に依存した冊子にならざるを得ないですね。
サッと観られる、パラパラと観られる…というのは印刷物の利点ではありますが。
ARCはスライド審査です。
実物を送る必要がなく、2007年からはデジタルデータでの応募も可能となり、かなりお手軽に応募可能です。(ただしCD-Rに焼いて送る必要あり)
今回はスライド審査という点に着目して少し考えてみます。
デジタル画像はプロジェクター投影による審査なのですかね。
だとすれば発色・コントラストの面ではCRTや液晶と比べてもかなり淡く、締まりない、微妙な階調を表示仕切れない画像で審査されている事になります。
応募規約には作品画像の解像度2000pixel以上3000pixel未満となっています。
って事はハイビジョン対応程度のプロジェクタでは表示しきれず、QXGA(2048×1536)を上回るQUXGA(3200×2400)の解像度を持つプロジェクタでなければ縮小表示するしかありません。
QXGA対応プロジェクタは2002年に発売されたのですが、3500万円しました(笑)
その後、更に高解像度の4K(4096×2160)対応プロジェクタがいくつか発売されたのですが、2009年現在、一般市場に出回っているモデルは存在しません。
SONYのSRX-T105は2008年発売と新しく、価格もこなれてきたのですが…800万円くらいらしいです。
上記の様な超高解像度プロジェクタではなく一般的なプロジェクタでの表示の場合、解像度を落としてディテールを潰されたた上に60インチとかに拡大表示され、エッジの甘いボケボケ画像で審査されている可能性があります。
特に縦長の作品などはキビシイですね。
審査環境を考えるといくつも疑問が湧いてきます。
相応の表示デバイスを使用しているのか?
キャリブレーションはとってあるのか?
埋め込んだカラープロファイルを読んでくれているのか?
などなど。
想定する最悪の環境での審査であれば、発色、ディテールの面で勝負をかける事は無謀です。
高価なカメラを使い、一生懸命パソコンで色合わせしても意味ナシで、それら以外の要素でもって臨むしかありません。
とすれば、やはり構図でしょうか。
ピボット(回転)に対応している液晶ディスプレイでの審査ならば、発色、表示サイズ共に多少期待が持てるかも知れません。
あくまでキチンと設定されていればですが。
ただ逆に、そこまでカッチリした環境での審査であればコチラ側でカラーマネージメント等をしっかりする必要が出てきます。
考えるとめんどくさすぎますね。

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