LYRA Graphitkreide

ドイツはLYRA(リラ)社のグラファイトクレヨン
2B、6B、9Bのラインナップの中から2Bと6Bを購入。
下書きの転写用で、広めの面積をバサっと塗りたいという単純な目的であります。
CARAN d’ACHEやFaber-Castellなどいくつかの海外メーカーからこの様な「鉛筆の芯の固まり」状のものが販売されてるわけですが、LYRAのものは178円とお安く入手可能です。
日本製のものはザッと調べた中では月光荘のものしか見あたりませんで(8Bのみ)。
まあこちらも中身は日本製なのかどうか判りませんけど。
とにかく購入したのはLYRA製のものです。
2Bの方を三菱uniと較。
LYRAのが濃いですな。消しゴムで消えますが、ちょっと消えにくい模様。
クレヨンだから消しゴムでは消えないだろう…という声が聞こえてきそうですが、そもそもCrayonってのは仏語で、チョークやパステル、鉛筆も含まれるそうな。
要するに顔料を固めた棒状筆記具の総称って事でしょう。
日本でおなじみのクレヨンは「ワックスクレヨン」と呼ぶのが正解な様で、この「グラファイトクレヨン」がクレヨンを名乗るからといってワックスクレヨンではないと考えて良いでしょう。
日本人が思う「クレヨン」と海外の「クレヨン」は違うモノを指している可能性があるので、海外でお買い物する際は注意してくださいまし。
ではグラファイトクレヨンが鉛筆の芯とまるっきり同じかというと、かなり柔らかいしなんか違う気がします。
若干消しゴムで消えにくい事からも、やはり多少ロウ的な何かが入ってるんでしょうか。
上に乗る層に何か影響がないかってのが気になるところですが、正直不明です。
鉛筆の線は油断すると上に浮いてくるような話を聞きますんで、やはり最初の層は溶かし込みながら描く必要があるでしょうね。
上層への影響を気にするなら、やはり木炭なんかが一番いいのかも。
ちなみにグラファイトは日本語で黒鉛とも呼びますが、むかし鉛が含まれると思われていた為で、実際に鉛は含んでおりません。
一方、鉛筆の芯はグラファイトですからこちらも鉛は含まれませんが、「鉛」の文字を含むワケは黒鉛を使っているから…の説と、鉛を芯にしたlead pencilという筆記具が前身であった為、その直訳の名残である…という説があるそうで。
しかしlead pencilってのはメタルポイントに含まれなかったんでしょうか。
メタルポイントとの差別化の為に鉛ペンシルなんて名を付けたんですかね。

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