東京富士美術館2

今回はデ・ヘームの観察。
前回同様豪華な額です。
こういった額はおそらく購入した金持ちが入れ替えたもので、作家の意図ではないと思うべきでしょう。
つまり購入者の感覚がヘボだと、いくら美術館に飾ってあるからといっても絵と全く合ってない組み合わせになっちゃってる場合があるという事です。
そのヘボな組み合わせをそのままにする美術館というのは、同じくヘボとみなすべきか、ヘボな組み合わせがなされた歴史的事実をも含めて「保存」しているのだと取るべきなのか。
この作品と額の組み合わせが合ってないってワケではありませんちなみに。
▼支持体はキャンバス。若干布目が見えるがヒビによる凹凸の方が目立つか

▼個人的には若干いやらしい感じも受ける描き込みっぷり。水滴がゼリーみたい。

まだらに変色したニスとおぼしき跡が見えます。
よく観察するとヒビに沿った部分が明るく、ヒビの無い部分が褐色になっています。
恐らく絵具が反った状態で割れているため、ニス除去の時にヒビの線に沿った部分が多く除去されたのでしょう。(下図参照)
もしくは、ヒビが入ってからかけられたニスが変色したものなのか。
矢印で示した部分などは、他の部分と比較していいかげんすぎるほど。はみ出してんじゃないの?という気もします。
離れて見たらわかんないので問題なしという事なのか、洗われて(=ニス除去作業)落ちちゃったのか。
下層の赤い部分が所々見えています。

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2件のコメント

  1. SECRET: 0
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    赤矢印の箇所、いわれれば手抜きに感じますね。
    作者としては、「木を見ずに、森を見よ」ということでしょうか。
    もしそうならば、いつも完璧なTORIさんにしてみれば、許せない行為ですね。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    >makkuさん
    お返事おそくなりました。
    まあ描かれた時からこの状態なのかは不明ですが。
    しかし誤解されてますが私はここまで細かく描きませんし、採算度外視の完璧主義でもありませんで、必要ない所はかなりザックリとやってるんですよね。

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