Medici動画 ダンマル/コーパル/バルサム<5><6>

Medici提供 動画シリーズ。

前回から松川さんによるコーパルについての講義が始まりました。

硬質樹脂のコーパルは、樹脂が完全に化石化して琥珀となる手前のもの…という事でしばしば「半化石樹脂」と説明されます。
しかし現在流通するコーパルはどうも生木から採ったものらしいとの事。
私の方で色々と検索してみたり書籍を当たってみたりしても、同様の記載が見られます。
うすうす疑いを持っていたにしても、様々な技法書などから「半化石樹脂」の特筆すべき性質と効果を吹き込まれた(※)我々絵描きにとっては驚きと脱力感を覚える事実であります。

※1967年に出版されたクルト・ヴェールテの絵画技術全書には「現代の塗装家・芸術家には何の意味もない」とありますが。

動画中、まずはアフリカ産コーパルについて、歴史と流通の観点からお話頂いてます。
「半化石樹脂・コーパル」は工業的に利用された1900年代が量としては最も流通していた様で、つまり比較的近代の技法書が書かれた時期には本当の半化石樹脂が多く流通していたのでしょう。
21世紀に入った現在では、代替合成樹脂が発達した事や産地の政治情勢なども影響し、最盛期と比較すると著しく入手困難な状況であり、本物の半化石樹脂はすでに琥珀と同程度の入手性である感を受けます。

現在でも入手可能な半化石樹脂は東南アジア、ニュージーランド産であろうという話に続きます。
動画中ではマダガスカル産コーパルの話を私が遮ってしまっていますが、ネットで見る限り、虫入りコーパルはマダガスカル産が多く出回っているようで、それと関連するのかまた後日伺いたいところ。

一部、琥珀や琥珀ワニスの話題もしていますが、こちらについては継続的に色々調べてまた収録しようという事になっております。

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