Medici動画 ダンマル入りメディウム

Medici提供 動画シリーズ。

メディウムの調合実践動画は以前にも投稿しましたが、流れでダンマル入りメディウムを調合する事になりました。
動画の冒頭にアナウンスしていますが、どちらも乾燥速度の遅いメディウムになりますので早く描きたい人には向きません。
絵具に混ぜた際の感触などについてはまだ未検証です。

ダンマル樹脂は比較的低温で溶け、また乾性油とのなじみも良いらしく、いとも簡単に調合する事ができます。
透明度が高く匂いも良い。流通量も多く非常に安価。
ただし気をつけたいのは今回の調合結果にも出たように乾性油に混ぜる分量によっては非常に乾きにくいメディウムができあがってしまう事、また油彩で常用する溶剤に簡単に溶ける為、多用すると脆く溶けやすい層が出来上がってしまうであろう事が挙げられます。

ところで、コーパル同様ダンマルにも色んな種類が存在する様です。
大きなくくりでは以前の動画中で松川さんが説明された通り、東南アジアに広く分布する「フタバガキ科」の樹木から採れる樹脂ですが、生木から採取するものの他、地表あるいは地中から採るものがあるらしく、後者を特に「Damar Batu」(batu:バツーは”石”の意味)と呼びDamar Gumとは明確に区別され流通している様です。

またいくつかのサイトではこれを化石・半化石樹脂と説明していますが、松川さんによるとダンマルは化石化し得ないとの事なので、フタバガキ科の樹脂ではなくナンヨウスギ科のアガチス(ナギモドキ属)、つまりコーパルではないかとの事。
もしくは、化石・半化石化まで至らない、単に地中に埋もれたダンマル樹脂なのかも知れません。

ダンマルガムより色が濃く硬い性質を持つようで、色が濃いのは欠点と扱われそうですが、より硬いというのは描画用ワニスとして期待できそうです。
これがなぜ画材の世界に登場しないのかは謎ですが、どうにか入手し検証してみたいところです。

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