トップページ フォーラム 雑談フォーラム 染料の不溶化について

  • このトピックには29件の返信、3人の参加者があり、最後に吉川 聡により5年、 6ヶ月前に更新されました。
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  • 投稿者
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  • #4061 返信
    松川 宜弘
    参加者

    たぶん、インドアイやタデアイより得られるインディゴが少ないので、ウォードから作ることには実際にはあまりメリットはないのは確かだと思います。ウィリアムモリスが使って褒め称えていたそうですが、西洋中世びいき的な感情もあったと思います。商品名としてはウォードがあったらかっこいいところですが、分かってくれる人は日本にはいないと思います。イギリス人ならすぐわかるかもしれません。

    #4062 返信
    吉川 聡
    参加者

    ご免なさい。顔料製造で生活しているので、直ぐに商売を考えてしまうところはいけないですね。
    ウォードからインディゴを作ることは可能です。近くに染め物屋の友人がいるので、匠の技を伝授してもらいます。
    ウォードは、確かに量は作れませんが、軽い特徴のある色だったと記憶しています。
    送って頂けたら、売り物になるか試してみます。

    #4207 返信
    吉川 聡
    参加者

    話は変わりますが、日本茜の根を販売されている方がいらしたら、ご連絡を頂きたいです。

    #4242 返信
    吉川 聡
    参加者

    結構前ですが、江戸紫の不溶化のプロセス画像があったので予備校のブログにあげてみました。
    http://ateliervenus216.blog110.fc2.com/blog-entry-599.html

    #4244 返信
    鳥越一穂
    キーマスター

    ご案内ありがとうございます。
    紫色の顔料ってどれも高いですからねー。
    途中経過の画像はすごく赤いですが、明礬で青みが足される感じなんでしょうか。
    コチニールも明礬でレーキ化すると青っぽくなるようですが。

    #4700 返信
    吉川 聡
    参加者

    1. 2. 

    3.    4.

    ローズマダーを半年ぶりに作りました。

    1.煮だし 2.お酢を入れて明礬を投入 3.不溶化したものが沈殿(上澄みの黄色はお酢)

    4.フィルターバックで漉す

    乾燥したらアップします。

    #4734 返信
    鳥越一穂
    キーマスター

    ジャム作りみたいですね。
    当方は海外製の真性マダー油絵具を2本入手しましたが、かなり色味に違いがありました。
    原料の違いはもちろんでしょうけど、最も色味の違いがでる要素というのはどのあたりにあるのでしょうか?

    #4735 返信
    吉川 聡
    参加者

    昨日は対応をありがとうございました。
    色味の違いは、西洋茜とインド茜の違いか、PH調整だと思います。
    特にPH調整は作り手の好みになります。色味の調整は、完全に乾いて化学反応が終わった後にやるのがコツです。
    クッキング感覚でできますので是非!!

    #4749 返信
    吉川 聡
    参加者

    今回は、絵具会社からの依頼なので、経費を気にせずに、久しぶりに低温抽出しました。
    これは、やばいですね。売りたくないです。最高峰のローズマダーだと思います。
    わかってはいましたが、ローズマダーの本物と合成は全く別物だと再認識しました。とにかく雑味は0です。W&Nのローズマダーをイメージしてくれれば良いと思います。

    #4784 返信
    吉川 聡
    参加者

    出来上がりました。

    最高級のローズマダーです。撮影の影響で白っぽく写りましたが、もう少し濃く、鮮やかです。
    いつも使っているローズマダーと違うと思うかもしれませんが、とても綺麗な別物の色です。

    クレマーピグメントのホームページをご覧になればわかると思います。
    https://shop.kremerpigments.com/en/pigments/kremer-made-and-historic-pigments/4946/madder-lake-carmine-red

    #4786 返信
    鳥越一穂
    キーマスター

    すばらしいです。
    濡れ色を見てみたいです。
    絵具会社からの依頼との事ですが、国内で流通しますか?

    #4787 返信
    吉川 聡
    参加者

    国内メーカーですが、中国が第一なので流通は皆様次第だと思います。
    日本のマニア間で需要があれば流通するのではないでしょうか?

    濡れ色は、雑味も、合成に見られる紫味もない、ルビーのような美しい赤です。
    良く見る臙脂や茶色に近いローズマダーとは別物です。

    残念ながら、少量しか取れず、価格が高いので、中国主体になりやすいと思います。
    日本人は、良いものにもっと適切な価格を支払うべきだと思います。

    #4817 返信
    吉川 聡
    参加者

     

    コチニール(紫)を不溶化したところ、いつもより発砲したので画像に収めました。こぼれたもので大惨事にならないように桶を置くのですが、更にこぼれそうだったのでバケツに移しました。
    個人的には、赤より紫が好きです。奥のバケツは25Lです。

    #4887 返信
    鳥越一穂
    キーマスター

    高くて良いものを大事に使うより、安くいろんな物を手にする事に喜びを感じてしまうんですよね。
    100円ショップしかり、揃えきれない色数が揃う絵具のラインナップもそれと似たところがありそうです。私も100均には世話になってますから人のことは言えません。

    コチニールの画像、他人事なので面白く拝見しました。
    床に広がったら染料そのものよりも程度は軽いとしても染み付きそうですね。
    こちらも色味はマダーと同様、PHにより調整するですか?

    #4889 返信
    吉川 聡
    参加者

    確かに安いものには、目が行きますね。特に画材は、大量に消費するので。
    でも、生産者へ届く収入は4分の1だと思ってください。

    コチニールはPHでオレンジから赤紫色まで調整しできますが、先に調整しないといけないタイプですね。
    染料に応じて、PH調整が「前、後、同時、いつでも」まであるので経験だと思います。
    コップでも作れるので、やってみてください。

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返信先: 染料の不溶化についてで#4207に返信
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