Medici提供 動画シリーズ。
画用として使う軟質樹脂の代表ダンマル、硬質樹脂の代表コーパル。
これらは一体何の木から採れる樹脂なのかご存知でしょうか。
ダンマルとコーパルは明らかに性質が異なる別物ですが、語源をたどるとどちらも樹脂を指す現地語でしかないとの事。
それぞれが特定の木から採れる樹脂の固有名詞ではなく、どちらも「樹脂」の総称である事から混乱が生じます。
現在、お香の世界を覗くと多種多様な樹脂が流通しており、産地や色味、採れる樹木に応じて様々な名前が付けられています。
コーパルやダンマルの名が付くものがいくつも存在するのですが、中には「Copal, Sumatra Gold (Gold Damar)」などという名の付け方がなされている事もあり、ここでも両者の区別は明確ではありません。
もはや樹脂の名称から硬質・軟質の区別をする事は不可能です。
さて、我々が普段使っているダンマルやコーパルの正体は一体何なのでしょうか。
今シリーズ、この回以降松川さんの独壇場ですが、面白すぎます。