現代的な支持体について

アルミ

美術の窓への寄稿についてのお話はこちら

寄稿記事では支持体についてかなり端折ることになったと以前申しましたが、古典的、伝統的な支持体については当ブログの書籍紹介にも載せている森田恒之著「画材の博物誌」をあたるべきです。特に絵描きは絶対読んで下さい。

今回のタイトル「現代的な支持体」と言っても新素材が開発されたとかいう話ではなく、今では一般的になった合板やMDFの木質素材、アルミ板なども現代的な支持体となり、上記の書籍には紹介されておらず別の情報源が必要になってきます。

その情報源が実に乏しく、現代的な支持体を使ってはいるが実は何もわかっていないという方も多い気がします。
かくいう私もよく解っていない部分は多いので、これから挙げていく情報源をどうにか読み解きながら勉強していきたいと思います。

 

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油彩画の癒着トラブル対策

ロウをライナーに塗る

しばらく美術の窓に寄稿した記事の内容を補完する記事を投稿していきます。

寄稿についてのお話はこちら

一度にまとめようとしましたが長文過ぎるのでテーマごとに小出しにします。
後に参照する際もその方が便利なので。

最初は油彩画の描画面とアクリル板との癒着トラブル、そして油彩画と額縁の癒着トラブルへの対応策について、記事の補完と追加の対処法を挙げていきます。

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「美術の窓」誌2022年8月号に寄稿しました

美術の窓表紙

当該号の特集「絵画のトラブル(破損・劣化) 保存版 原因・対策・修復を知る」に寄稿しております。

とかく絵画は精神面や逸話・裏話、あと値段のたぐいばかりが取り沙汰されがちですが、完全に物理的側面から対象を捉える「保存修復」に関する特集が美術誌で組まれる事は珍しいのではないでしょうか。
多くのカラー図版を交え日本語で書かれた修復に関する書籍というのは見かけませんので、なかなか貴重な資料になると思います。
修復の技術や考え方、実例などが披露される一方で、「できるだけ壊れない作品を作る」という視点を同じ誌上で展開できている点は素晴らしい構成だと言えます。
その中で私も「できるだけ修復のお世話にならないように描くべし」「そのためにはまず“普通に”描け」という主張を掲げ、油彩画の支持体の準備や描く上で気をつけるべき点などについて記事を書いています。

記事内容を補完する情報をブログに書くつもりでしたが、すごく長くなったので後日小分けして記事化していくつもりです。

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「トロンプルイユの現在(いま)2021」横浜本牧絵画館

アイキャッチ画像

岩田榮吉の作品を収蔵する横浜本牧絵画館にて、2019年に開催された同展覧会に続き2度目となるトロンプルイユ作品を集めた展示が行われます。
期間は4月17日から7月19日まで。

今回は出品作家も増え、以前にも増して楽しめる内容となっている事と期待しております。

 

トロンプルイユの現在2021

 

当方は今回3作品のみの出品となりましたが、手の込んだ自製額縁の作品は案外珍しい作品になっていると思います。

↓現物にはネームプレートが取り付けられています手の込んだ自製額縁の作品

 

4月17、18日は滞在しておりますので、前回同様トロンプルイユに興味のある方のほかにも絵描きの方や画材に興味のある方、銅板油彩画を研究している方など、どしどし冷やかしにいらしてください。

 

「トロンプルイユの現在(いま)2021」
会期:2021.4.17(土)~2019.7.19(月)

会場:横浜本牧絵画館
   神奈川県横浜市中区本牧元町40-7
電話:045-629-1150
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 毎週火曜日
観覧料: 500円(保護者同伴の中学生以下1名無料)

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