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- 吉川 聡参加者
鉛白の件で、次回用に改善点のご意見を頂ければと思います。
数年後には、販売したいと考えていますが、なにぶん、友人用に作ってきたので効率を考えていませんでした。
現在は、3ヶ月(夏)から6ヶ月(冬)かかっています。効率の良くなるご意見を頂けると助かります。
■製造配置
・右側が皿に10kgの鉛板を積み上げています。
・左側がガスのまわり度合いを確認する1kgの鉛板
・左奥がイースト菌+砂糖水
・底にワインヴィネガーが引いてあります。
・【1月追加】真ん中がペットボトルにイースト菌+砂糖水で、ホースで内側から炭酸ガスを供給しています。
・【1月追加】鳥越さんのアドバイスで10kgの鉛板を積んである皿の下に穴を4つ開けました。
■メリット
積み上げることにより、小スペースになり、完全に錆びたら重さで崩壊するので、積んであります。
三か月後には、綺麗な白い山が自動的にできます
また、瓶の中の物は巻きを詰めたうえ、瓶のなかというガスが回りにくい悪条件なので、メーター代わりにしております。
ご意見をお待ちしております。
鳥越一穂キーマスターもうこの時点で出る幕は全くないのですが…
私の妄想ではあとは対流を利用できないかというあたりです。熱源を鉛板の底に設置するとか、酢酸を入れた容器を鉛板の下に設置して温めるとかしてあげれば上昇気流で積み上げた鉛板に蒸気が行き渡りそうな気もしますがどうでしょうか。炭酸ガスは下に落ちていくイメージなので上昇してくれるかどうかわかりませんが、鉛板の上から落とすと下から上がってくる気流の邪魔になりそうですし難しい気もしますけども。
メールの方で問題にされてました皿の穴から顔料が落下してヴィネガーに浸かってしまう件については、単純に目の細かいメッシュとか不織布など気体を通す布を敷いてあげる事で解決できないでしょうか。
吉川 聡参加者早速、アクリルメッシュの敷き込み(見えませんが…)と、ペット用のヒーターを下に敷いてみました。
後日、結果をご報告いたします。
吉川 聡参加者今朝見たら、とても良い状態になっていました。ここまでわかりやすい状態は滅多に無いです。
夏とは違う、ヴィネガーの湿気が充満していました。早く錆びますね!
アドバイスをありがとうございます。
鳥越一穂キーマスターほんとうですか、確かに何か湿ってる感じに見えますね。
でもよく考えてみたら温めた方が良いというのは吉川さんご自身から伺ったアドバイスだったように思えます。ところでペットボトルはヴィネガーで溶けたりはしませんか?
吉川 聡参加者ネットで調べたのですが、ペットボトルは、溶けないようですね。今のところ大丈夫です。
以前メールしたのは、保温機やストーブの事だと思います。
夏の環境に出来ましたが、全体に温めてしまうため、炭酸ガスを抜く箱の隙間から蒸気も逃げてしまいました。
それ以前に、蒸気を留めることすら考えませんでしたけど…。
更に、光熱費がかかるので、夏まで温めるのを断念しようとした位です。鳥越さんの「酢酸を入れた容器を鉛板の下に設置して温めるとかしてあげれば」というご意見で、数年前に買ったペット用のヒーターを思い出しました。
試してみてください。適度に蒸気が留まり、24時間OKで光熱費も安い!!
今のところ、ヒーターのセンサーを40度でやっていますが、他の温度でもやってみてデータを取る予定です。鳥越一穂キーマスターそうでしたか。
温度でイースト菌の反応がどうなるかも気になる所ですね。
場合によっては底から浮かせるとか断熱させる必要があるかも知れませんが今のところは良い状態と見てよいでしょうか。しかし吉川さんの仕事が早いという事もあって、具体的な方策がどんどん確立して行くのは気持ちがいいですね(^^)
吉川 聡参加者そうですよね。確かに40℃だとイースト菌の活動が悪くなっています。
ヒーターの温度を30℃にしたところ、活発になってきました。
庫内の温度が27℃で、液体側が30℃ですので、湿気が留まりやすい状態でもあります。
液体側の温度が上回るのは、この方法しかないので良いですね!! 助かります。
多分、今回はこのままいけると思います。鳥越一穂キーマスター仰るように容器を高温下に置いても液体の温度は上がりにくいはずなので、直接ヴィネガーを加熱するのが酢酸蒸気を多量に発生させる高効率な手法になるんでしょうね。
経過が楽しみです。
ぜひ時折状況お知らせ下さい(^^)松川 宜弘参加者すみません。私は鉛白製造はまだ1回しか試したことがなく、しかも馬糞やイースト無しの酢の蒸気だけで作っただけなので、なかなかコメントできずに居ます。今月以降はどんどん試していきたいと思っております。2、3月はけっこう時間があります。ただ、鉛白制作は春からやろうと思います。2、3月は染料の顔料化を折りをみてやっていきたいかと思っております。
吉川 聡参加者顔料製造が日々の仕事なので皆様とペースが合わなくて申し訳なく思っております。
何か発見したことがあったら教えてください。とても楽しみにしています。
ちょっとした修正で生産力があがったり、色が良くなったりすることは年中です。
知り合いの職人たちはマンネリ化して意外な意見を言ってくることは滅多にありません。
とても助かっております。松川 宜弘参加者私もそろそろ夏に向けて鉛白作りにむかってゆきたいと考えているのですが、鉛版の入手先について、お薦めのところがったらお伺いしたいです。
実は鳥越さんとメッセージでやり取りして、購入先などの話をけっこうした記憶があるのですが、ちょっと記憶が曖昧になりかけていますし、スレッドもできたので、その辺をまとめられたらと思います。何かありましたら宜しくお願い致します。
吉川 聡参加者私は、ヤフーオークションで購入しています。1kg/500円以下で入荷しています。
大抵20kg位で買いますので、10000円位でしょうか。
製造上、2mm以下であれば問題ないので、その範囲で購入されると良いと思います。吉川 聡参加者鉛の巻き方ですが、巻き方で品質が変わりますのでご注意ください。
巻き幅が狭いと真っ白くホイップのような、シルバーホワイトが出来ます。錆びた感じは真新しいタオル地のようです。
最高に上手くいくと、キラキラした白が出来上がります。しかし、ゆっくり錆びるので時間がかかります。
マメに錆びを洗いながら育てますので、手間もかかります。それに対して、巻き幅が広いと、海外のビデオ様にボリボリで色気のないシルバーホワイトが出来ます。錆びるのが速いので大量生産向きです。
もし、少量でしたらそれがお勧めです。
ちなみに前にお送りした画像の左側のメーター用が高級品で、右側が大量生産品です。
添付した画像の巻きが理想です。鳥越一穂キーマスターレポートありがとうございます。
いや右側の状態、いいですよねー。マクロレンズで撮ってみたいですね。
鉛の巻き方で品質が変わるなんてのも重要なことで面白いですね。
マメに洗いながらとの事ですが、具体的にどうされるんですか?
巻いた鉛を取り出して流水で洗うんですか?以前Natural Pigmentsが馬糞小屋で作る鉛白は、自然に崩壊してツボの底に溜まったものと、残った山を砕いたものでグレード分けしていたような表記をみた記憶があります。
部位によっても質が違ってくるのでしょうか。 - 投稿者投稿