先日から「天井根太」つってましたが、構造体に渡した吊り木受けから吊っている木材なので、「野縁」が正解の様です。
構造体に直接接合された形であれば、「天井根太」になるのでしょう。
今後は天井材を受けている木材、木組みを野縁と呼びます。
和室天井の構造については以前述べましたが、小屋裏収納の工事に際して若干手を加えとります。
910mm間隔で3本だった野縁を4本追加し455mm間隔に。
そして野縁の上には直交する形で30x45mm角の杉材を野縁受けとして2本加えました。天井は根太よりも50cm近く下にあり、根太にぶら下がりながら作業する必要があります。これが疲れる…。
しかしこれらの補強により、和室天井へのダクトレール等の取り付けにも耐えてくれるでしょう。
ちなみに隣の台所の天井は石膏ボード貼りだけど、455mmスパンの野縁に野縁受けも渡してありました。
天井材の接合部は以前書いた通りの構造になっているので、天井材と野縁の間には14mmの隙間が空いております。
そこをいちいち14mm厚の木材で埋めてあげる作業がまた時間かかりまして。▲425mmの長さに切った14mm厚の木材を木工用ボンドで横向きに固定
▼野縁一本分の作業を終えたら野縁を90°回転させて貼り付けた木材を下にする
まだこの作業は完了しておりませんで。
425mmの木材42本と、端っこは短めの300mmの木材14本を根太にぶら下がりながら接着する作業…
スグにゃー終わらんわな。
まだ作業半ばではありますが、野縁が455mm間隔になった事で断熱材をキッチリと納める事ができる様になりました。
▼他の部屋だけど以前はこんな感じ。天井裏に適当に乗せただけ
▼断熱材の収まり方向を90°回転させて野縁の間にスッポリきれいに収まったグラスウールの上に、30mm厚くらいのポリスチレンフォーム断熱材で蓋をしてあげようかという気になってきた。
極薄の天井材でもそこまですれば断熱性能は石膏ボード貼りの天井より良くなるでせう。
ついでに遮音シートも張ってあげようか。