天然ウルトラマリンの抽出 ~マスチック→ダンマル
病気ネタから更新してませんでしたが、しっかり生きて製作に励んでおります。 天然ウルトラマリンの抽出作業は鬼の様に面倒なのでなかなか進んでおりませんが、有用なネタをひとつ。 ウルトラマリンの抽出をやろうとした際、最も高価な...
病気ネタから更新してませんでしたが、しっかり生きて製作に励んでおります。 天然ウルトラマリンの抽出作業は鬼の様に面倒なのでなかなか進んでおりませんが、有用なネタをひとつ。 ウルトラマリンの抽出をやろうとした際、最も高価な...
4gのラピスラズリ顔料(+4gの樹脂・蝋)によるパテで抽出実験を続けていますが、まだこれといった「最高の抽出条件」を特定するには至っておりません。 しかしながら、先日は今までで最高の青を取り出す事に成功しました。 以前、...
話が多少前後しますが、論文にあるのと同じ「250メッシュ」という非常に細かい網目の金網を、10cmという短い単位で譲って頂ける店があったので購入し、篩を自作しました。 ・川西金網店 購入品:「SUS316 綾織金網 線...
なぜかダマが出来る事がある。 沈殿した顔料同士が絡まってダマになる。 指で押さえながらすくい上げ、つまみこすりしてみるとなんだか樹脂のカスの様なモノが残る。 炭酸カリウム1%のお湯で洗っても消えず、仕方がないのでこつこつ...
話が多少前後しますが、250メッシュという非常に細かい網目の金網を入手し、篩を製作しました。 細かいと言っても目開き0.065mmありますので、顔料の大きさから言うとかなり大きい目になります。 自作粉砕器によって原石を砕...
ラピスラズリを砕くにあたり、「顔料は細かくするほど色味を失う」との事ですが、実際にはどうなのでしょうか。 色味に関しては毎度言ってる通りお使いのパソコンによって発色がまるで違うので参考程度にしかなりませんが、上記画像の左...
洗い作業を終えて乾燥してとれた、天然ウルトラマリン顔料のお披露目。 こちらは最も色味の良かった3度目の抽出によるもの(同じパテからの抽出です)。RAWで撮影して色調整しましたので、今までのものよりも実物に近い発色になって...
一度目の抽出はやはり白い部分の抽出量が多い様で、沈殿した顔料の表面は白っぽくなっています。しかしお椀をゆするとたちまち鮮やかな青が顔を出すので、方解石の粒の方が青い部分より軽いのでしょうか。(軽いものほど上になるので) ...
いよいよパテからウルトラマリンを抽出します。 今回準備するのは、先日作ったパテとアルカリ水溶液(=炭酸カリウム)。 あとは適当なお椀をいくつか。 それに湯煎用のボウル。 記録するのなら温度計などあると良いかも知れませんが...
しばらくぶりのウルトラマリンの抽出レポートです。 今回は抽出の一段階手前の作業となるパテを作ります。 やろうと思えば一気に抽出までいけますが、記事も長くなる事だし今回はパテづくりまで。 前回も書きましたが、パテの材料と分...
今回は抽出にあたって考えるところを挙げてみます。 実際には自分で色々と試してみるしか無いでしょうが、面倒だし金もかかるしなので経験者・有識者のご指導を仰ぎたいところなのですが。。。 一般の方はたぶんワケがわからない内容な...
先日ご紹介の鳥越式鉱石粉砕器を使って、いよいよラピスラズリ原石を砕き、顔料にしていきます。 今回使用した原石は1kgまとめ買いしたものの中から、濡らすとかなり青身の強かった石をひとつ選んだ。 乾燥状態では白っぽく、よく見...
今回準備する道具はコチラ 左から ・PCキャップ ステンレス Kitz 製 SCS13A 232円×2 ・長ニップル 白 (3/4B)×300L 吉年製 490円 ・片長ニップル ステンレス 2×200 OKD製 859...
eBayでラピスラズリ原石の袋売りがあったので買ってみました。 どーんと1kg(!) まあ、実質使える石はそのうち3割くらいだろうと踏んでの購入。 2,700円也。安っ。 先に購入したネックレスよりも早く到着してしまった...
まずは原料であるラピスラズリが無いと始まりません。 そこで、eBayで安いものを購入。 砕く手間も多少省けるかなという事で、チップ状のラピスラズリをつなげてネックレスにしたものにしてみました。 安いラピスラズリはことごと...
いろいろと準備しているのですが、道具や材料を揃えるのに一苦労ですな。 とりあえず必要な道具・材料を書きだしてみる事に。 ○は入手済み、●は未入手 行程【ラピスラズリを砕く】 ○ラピスラズリ ○ハンマー ●アンビル ●綿布...
ここのところのフェルメールブームで、一般の方もラピスラズリから作られる色、「ウルトラマリン」を耳にする機会は多いんじゃないでしょうか。 前回ご紹介したRUBLEVのラズライトに使われている顔料がどのようにして作られたのか...
今までのお話 → 「糸張り画枠」 「続・糸張り画枠」 糸張り画枠の描かれたGerrit Douの作品画像が見つかりました。 今度の画像は大きく、どのように糸が張られていたのかがハッキリと確認できます。 木枠に空けられた穴...
六角形のテーブルが、実は他の作品にも描かれているのを発見し、同じく六角形説を唱えている方がいらっしゃいました。 こちら(24 世紀の 大発見!!? (瑞来記)) 上記サイトでは「紳士とワインを飲む女」の六角形テーブルが「...