実験的なものなので、ちょくちょく入れ替えたり消したりするかも知れませんがあしからず。
本来45°に傾けた菱型の作品ですが、ここでは画素数を節約するために倒しています。
ややピンボケしてますが、この程度の小さい作品ならかなり拡大できますね。
揮発性油によってできた穴や、顔料径の大きいラピスラズリ(冒頭の画像部分)はツブツブ感が見て取れます。
キャンバスは前述の作品と同じ仕様で、地塗りは1層とし布目を残しています。
どうもGoogle Open GalleryではPhotoshop7で指定したカラープロファイルを読んでくれない様で、高色域モニターでは特に赤がドギツく見えます。
ざっくりバスっと描いてるのがわかると思います。細密ではありません。
前述2点と違ってまっ平らな仕上げのキャンバスに描いています。
拡大すると見えない汚れが目立ちますね。この後拭いておきました。
画面を完全に絵具で覆い尽くすのではなく、ところどころ地の色が見えるのがお分かりかと思います。
意図的に、或いは意図せずに、塗り残しが生じる事によって、全体的な色調が左右されると共に、協調性を与える事にもつながります。
それらの効果を狙って地塗りの色を調整する事は普通に思いつく事です。
かたや、地の色を「この色じゃないとダメ」と決めてしまうのはナンセンスで、部分ごとに異なる色を下に置いておいても不思議じゃありません。
まあこのへんの技術的なお話はまた今度…。
アップロード可能な画像の上限は「100メガピクセル以下」との事ですが、実際の総ピクセル数ではなく一辺最大10000ピクセルの制限をかけているようです。
どちらにしろ今回アップロードした画像は、今主流のデジカメではありえない解像度です。
Google Art Projectにあるいくつかの作品はより驚異的な解像度を有しますが、まあ個人で楽しむ分にはGoogle Open Galleryというのは十分すぎる解像度の画像を受け付けてくれています。
しかもこれ無料。
ただしカラーマネージメントに難があるところが強烈に頂けない。
これって根本的な部分では無いかと思うんですけども。
「全部これでやって」というのは今の私にはムリでして。
A4スキャナでスキャンできるサイズはせいぜい3号までです。
大きいスキャナが欲しくなりますね。
カメラを使う場合でも部分ごとに撮影した画像をソフトウェアで半自動的に合成して1枚の高ピクセル画像にする事は可能ですので、余裕があってチャレンジャーな方に試して頂きたいものです。