上京の折に入手できた良いものがいくつかあります。
なんと、レーマー杯です。
Romer(ルーマ、ローマー等、呼び名はまちまちだが「レーマー」が現在は一般的なもよう)は15世紀くらいから作られたそうですが、17世紀の静物画にもたびたび登場しています。
とりわけ私の好きなWillem Claesz. Hedaの作品には数多く描かれております。
青木敏郎さんの作品にも時代の違う幾種類かのレーマー杯がよく描かれていますが、あれらは本物でしょうか。
本物は2~400年くらい前のものなので、それこそ6桁の値が付くものなのでしょうが、こちらはガラス工芸家の森永豊さんによるいわばレプリカで、お安く手に入れる事が出来ました。
しかし手作りの一点モノで5,500円は安すぎではないかと思えます。
「クラフトスペース わ」さんのお店で購入しました。
ご主人は物静かな方ですが、いろいろとガラスの事についてお話頂き、勉強になりました。
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綺麗な杯ですね
こういう細かな細工があるのって作るの大変なんだろうなあ……
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なー!!!!!!この杯はまだ普通に売られてるのですね!驚きました。
ものものものすごい綺麗ですね!しかも安い!(高いけど安い!)
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>くろす氏
大変だと思います。
熱いうちに細工してしまう必要があるでしょうからねぇ…
>まさあきサン
ぬふふ…。知る人ぞ知るという感じで。。
現在の日本でも作っておられる方が何人かおられる様ですが、しかし「普通」には手に入れにくいものではあります。
作っておられる方の個展に出向くか、その作家さんの作品を取扱いされてる店を探し出して在庫がないか聞き回るなどしなければならないでしょう。
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とりさんはグラス収集の趣味もあったんですね。初めて知りました。
本当に綺麗なグラスですね。お値段も門外漢の私からすると結構
するんだなぁ、と思ってしまいました。芸術品を語る時に無粋な話を
してすいませんが…。
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>牧氏
IE、グラスの収集がシュミなのでは決してございませんで、絵のモチーフとしていろいろと探しているのでございます。
静物画家というのは、モノに魅力を感じないわけにはそもそも描く気が起こらないでしょう。
魅力的だと感じるモノに対しては興味が湧くわけで、それがグラスであればグラスを探して買いますし、陶器でも果物でも風景でも人物でも、描きたいものならなんでも探すでしょう。
収集家なら手に入れられればめでたし、めでたし。…でしょうが、絵描きの場合はある意味手に入れてからがスタートですね。