ゆめ画材にある大理石パレットのコーナーにアルテージュの大理石パレットがあるが、画像から判断するとイタリア産の方は「ビアンコ・カララ」、ギリシア産の方は「タソスホワイト」もしくは「シベックホワイト」だと思われる。
▼左からビアンコカララ、シベックホワイト、タソスホワイト(画像は某石材屋HPより拝借)
最も油彩のパレットに適した大理石はどの種類なのか。アルテージュに、
「どんな種類の大理石を使用しているのか」
「その大理石が油彩に適しているという判断基準は何であるのか」
について尋ねてみた。
アルテージュからは翌日に返事があり、
「絵の具を置いたときに色味がわかりやすいようにできるだけ白色に近いのものを選んでおります」
との事だった。石の種類に関しては把握してないようで、その件に関してはふれてなかった。
私なりにいくつかチェック項目を設定した上で、今度は石材店にメールで問い合わせてみた。
返答のメールから分かった事は以下の通り。
・ベージュ色の大理石は必ず模様がある
・より均一な石肌で、模様のないものは「シベックホワイト」である
・「シベックホワイト」と「タソスホワイト」は、見た目にはどちらも変わらない(「シベックホワイト」の方が斑、模様がより少ない)
油彩に適した大理石パレットの条件を「白く、模様が少ない」とするなら、どうやら「シベックホワイト」が最も適した大理石のようだ。
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その後大理石パレットはご使用になっておられるのですか?
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建材タイルの大理石はその後も使いましたが、油が裏に染みるので最近は木製のパレットを使っております。
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先日石材屋から5枚一組でビアンコカララを仕入れました。(40×40)
ビルのエントランス用なので格安。
送料込みで1枚1260円でした。
表面はきれいに磨かれているのでツルツルで油は染みませんがマーブル模様はあります。
私はあまり気にしないので問題ないかな・・・という感じです。
(教室で3枚売れました・笑)
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>櫻井さん
使用感はどうですか?木製のようにナイフで削ってしまう事もないので後片付けが楽ですよね。
シミが出てきたとしても油でベチャベチャになる事はないので実質問題ありません。
気になるならパラフィン紙でも敷いておけば良いと思います。
建材用の規格品は安価ですよね。
大抵30×30 , 40×40 , 60x60cmの真四角なものですが、オークションなどでペット用マットやパンこね台を探せば横長のものが安価に手に入ります。
ツルツルなものは単なる磨き仕上げの他、シリコン等による撥水加工が施されていたりする様ですね。
(上記2008年のコメントでは木製パレット使ってると言ってますが今は大理石使ってます)
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パレットは手に持つ派なので置いておく、のに違和感を感じますが
それ以外はとてもいいです。
混ぜやすい気がします。
油は全くしみません。
後片付けは本当に楽ですね。
最初は人工大理石との違いに驚きました。(人工大理石よりも温度が低い)
パンを作る人が買う理由が分かる。
ビアンコは模様もありますが、色自体が真っ白と言うより、うっすらグレーなので
中間色ぽいのがまた良い感じです。
残った1枚は自宅で食事用に使用しています。
熱い鍋とか置いても全く問題ない感じなので、かなり気に入ってます。
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>櫻井さん
制作効率を考えると手持ちパレットで画面そばに持って行きたいですが、どっしり安定してる故の手入れのしやすさも大理石の魅力だとは思います。
あとは顔料を練ったりする場合必要になりますから、絵描きはみんな一枚持ってていいと思います。
ベージュっぽい大理石もパレットにいいんじゃないかなと思いますが、商品化されてるものはなぜかビアンコカララばっかりですね。
油がしみにくいんでしょうか。
人工大理石は最初から眼中にありませんが、そんなに違うんですね。
使ってないパン捏ね台があるんで母親に使わせてみます。