私の部屋は8畳間の和室でございますが、天井材はよく見かける上図のようなもの。
いわゆる「ラミ天(=ラミネート天井材)」でして、よーするにベニヤ板に木目をプリントした紙を貼り付けた恐ろしくチャチな天井材です。
プリントのチャチな天井材である事は判ってたけど、厚さ1mmのベニヤだとは思いませんで。
せめて8mmくらいのスチレンボードに木目プリントクロス貼った様なモンだろうと思い込んどりました。
1mmのベニヤじゃ断熱も防音もあったもんじゃない。
▲天井裏で発見したラミ天接合部のはぎれ
コの字型した木材の下部にある1mm厚のベニヤが、天井。
▼接合部部屋側▼接合部天井裏側 天井根太の脇に金具が見える 天井根太を動かすと金具も動くので、金具のみが天井根太に固定されていると思われる。▼接合部断面イラスト(金具とクギは想像)下面が天井となる。この薄っぺらなベニヤの上には一応断熱材が敷いてあるとはいえ、どうせ天井裏の断熱なんぞおざなりで隙間だらけだし、50mm厚ぽっちのグラスウールだし。
ラミ天は恐らく一番安価な天井材になると思いますが、私の部屋の天井は盛大に接着剤のシミが出来ております。
家建てる方はラミ天にすると10年しないうちにシミが浮き出てくる覚悟でいてください。
和室天井材はせめてツキ板(※)の部材にしたいですな。
石膏ボードに木目プリントしたヤツもあるけど、音漏れと断熱効果を考えるなら最低でもそういうのを使って欲しい。
※ツキ板=ごく薄くスライスした無垢材を、合板などの表面にはりつけたもの。
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ん。10年で染み?覚悟がいる?ちょっとおかしいんじゃない?
単に施工業者のうでじゃない?あとお宅の予算が一番の問題だし。
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>わかさん
覚悟しろというのは、まあ皮肉ですよ。
環境によって変質・劣化具合が異なる事は言うまでもなくご存じの通りです。
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防音効果ゼロですねこれでは……
うーん、なんとも
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>か ず氏
洋間だと比較的しっかりした天井根太を渡して、12mm厚の石膏ボードを打ち付けるのでまあそこそこの断熱効果と防音効果が見込めるんですが、和室はなんか虐げられてる感です。
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ラミ天は決して安価な建材ではありません。
天井において安価な施工というのは、石膏ボードにクロスで仕上げることです。
ちなみに、ラミ天のベニヤは1mmではありません。
正確には2.7mmです。
1mmなんてベニヤはありません。
耐火性ならともかく、ラミ天や石膏ボードにおいて、断熱、防音効果を求めることはありません。あくまでも別工事の範疇です。
建築士より
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>ちろさん
そうでしたか。
なおさら石膏ボード張りの方が良かったと。
ベニヤの厚みはたしかに計ってみると2mmです。2.7mmというのは呼び寸法でしょうか。
最後に「断熱、防音効果云々」の主語は「私」です。あしからず。
2mmのベニヤ板と12mmの石膏ボードでは明らかに異なりますので。
いや、「断熱・防音」の言葉が悪いですかね。
「体感的な熱の伝わり、音漏れ」というべきでしょうか。