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- 吉川 聡参加者
植物を育てるのが下手なのでとても助かります!!
肥料とかいろいろ考えていたのですが、逆に邪魔なのですね。
本当に必要な植物なので頑張ります。吉川 聡参加者ほぐすのは、ニューパワーミルかワーニングがお勧めです。これは柔らかい鉱物も粉砕できるミキサーです。
顔料は、水を介して乾燥させると大抵は、ダマになります。これをほぐすのは硬さに耐える特殊なミキサーが必要になります。粉砕、精製時は水の中で行うのですが、乾いたとたんにカチカチになるところは、絵具の堅牢性を感じます。
今まで、商品にしないで遊びで作ってきました。個人的には面白くなかった白です。しかし、海外の友人の異様な購入量から何か凄いものを感じています。更に白く、滑らかで、堅牢な白を目指していますが、それを叶えるのは、薬剤の成分や、特殊な技術でなく5mm幅以下の幅で決まるという意外な結果は、皆様も味わって頂きたいです。
吉川 聡参加者今回はサンプルなので乳鉢を使用しましたが、大量の場合はポットミルでないと体力的に無理です。
しかし、最高品質なので大変硬いです。毒性の事も考えて、ほぐさずに送りましたが、慣れない方はほぐせないかもしれません。その場合は、送り返してもらって私が機械でほぐすことになると思います。
サンプルは、春に送りますね!!
少し大きい画像を送ります。吉川 聡参加者100g程先に作りました。
特徴としては乾燥しても表面がキラキラ光っています。
光の加減ですが、この画像だと画像底の右上あたりです。普通の顔料は乾いたら光りませんね。
吉川 聡参加者ペンチなどで挟んで、桶で揺らせば洗えます。
何度も洗って、溜めたものを最後に回収しています。
巻き幅を狭くして作ってみてください。本当にキラキラした綺麗な白が出来ます。私の作ってる巻き幅が広い方は、自然崩壊して粉になります。
上手く表現できませんが、グレードに分けても面白い色ではありません。吉川 聡参加者鉛の巻き方ですが、巻き方で品質が変わりますのでご注意ください。
巻き幅が狭いと真っ白くホイップのような、シルバーホワイトが出来ます。錆びた感じは真新しいタオル地のようです。
最高に上手くいくと、キラキラした白が出来上がります。しかし、ゆっくり錆びるので時間がかかります。
マメに錆びを洗いながら育てますので、手間もかかります。それに対して、巻き幅が広いと、海外のビデオ様にボリボリで色気のないシルバーホワイトが出来ます。錆びるのが速いので大量生産向きです。
もし、少量でしたらそれがお勧めです。
ちなみに前にお送りした画像の左側のメーター用が高級品で、右側が大量生産品です。
添付した画像の巻きが理想です。吉川 聡参加者ご免なさい。顔料製造で生活しているので、直ぐに商売を考えてしまうところはいけないですね。
ウォードからインディゴを作ることは可能です。近くに染め物屋の友人がいるので、匠の技を伝授してもらいます。
ウォードは、確かに量は作れませんが、軽い特徴のある色だったと記憶しています。
送って頂けたら、売り物になるか試してみます。吉川 聡参加者ウェルドの件をありがとうございます。価格が微妙ですが、取り寄せてみる価値はありそうですね!!
会社に対しての規制は、目的がはっきりしている場合、緩いです。
栽培して難しい場合は、輸入してみます。現在、インディゴに関しては、近所の染色家から廃液を頂いています。
廃棄代以外は無料です。
ウォードから作ってみたいですが、商売的に難しいかもしれません。
コスト計算してみますね。吉川 聡参加者大抵の染料は原材料で輸入している位で、特に面白い事はありません。染料店の4分の1位で購入できます。
問題は、ウェルド(リノキシンでも、この頃は売っていません)です。
どうしても探せません。輸入先を知りたいです!!吉川 聡参加者私は、ヤフーオークションで購入しています。1kg/500円以下で入荷しています。
大抵20kg位で買いますので、10000円位でしょうか。
製造上、2mm以下であれば問題ないので、その範囲で購入されると良いと思います。吉川 聡参加者松川様
お世話になります。
とりあえず、訂正なのですが40℃場合はみょうばん10%でお願いします。
温度と明礬の溶ける関係はネットから探せます。焼き明礬でも問題ありません。溶けやすさの差はありますが、問題ないと思います。
後は、染め物と一緒です。体質顔料とコチニールの量のデータをとって一番無駄のない量を探してください。体質顔料を明礬で先焙煎しても面白いかもしれませんね。とにかく明礬がないと赤くなり辛いので注意してください。
トナーの場合も、明礬とコチニールの量でデータを取ります。
できればミキサーで粉砕して、電気圧力鍋で染液を作ると濃度が上がります。
電気圧力鍋は2L以上が必要です。私はワンダーシェフを使用しています。しかし、このデータを取るのに苦労します。
天然ウルトラマリンスペシャルの場合は2℃違ったら、0.001%違ったらアウトでした。簡単には真似できません。
ローズマダーとコチニールには温度に余裕があるので難しくはありません。
頑張ってください!!吉川 聡参加者体質顔料に染める方法(レーキ化)と染料をアルミで分子化する方法(トナー化)では、圧倒的にトナー化させた方が発色と耐久性が良いです。
特に驚いたのは、耐久性が無い紫根(江戸紫)がとても強くなったことです。作って5年経ったものが一切劣化しなかった事には驚いています。
問題点は、レーキ化させるよりコストがかかる事です。
松川様のメモは間違っていません。吉川 聡参加者高価なムードンで試したことはないです。しかし、大鍋で1時間位の攪拌で染まるものなので、その後、白いものが沈殿するようであれば使えないと思います。
成功した場合は、1時間位で濃いものが沈殿して、水側は透明になります。特にアルミで電気的に分子化させた場合は、数秒でそのようになります。お勧めは、安価な卵殻紛です。出来れば、精製されすぎていないものが良いです。
大鍋で1時間位の攪拌が面倒な場合は、電気圧力鍋を使用すれば自動的に仕上がります。
私は電気圧力鍋を使用しています。上手くいったときはとてもうれしいですよ!! 当初は発色が悪かったり、薄くなったりしますが、PHや比率をデータ化すれば失敗は避けられ、簡単にできます。
吉川 聡参加者炭酸カルシウムでしたら、多孔質でたんぱく質を含む動物性のものが良いと思います。
良く布を牛乳につけてから染める方がいるじゃないですか?
胡粉や卵殻紛などが良いのではないでしょうか。鉱物性の物は難しいと思います。吉川 聡参加者顔料製造が日々の仕事なので皆様とペースが合わなくて申し訳なく思っております。
何か発見したことがあったら教えてください。とても楽しみにしています。
ちょっとした修正で生産力があがったり、色が良くなったりすることは年中です。
知り合いの職人たちはマンネリ化して意外な意見を言ってくることは滅多にありません。
とても助かっております。 - 投稿者投稿