徐々に徐々に、完成に近づいております。でもまだ先は長い…。
先日までの画像は横着してJPEGによる撮影だったので色がダメダメでした。今回はRAWで撮影して色調整して現像したので、完璧ではないにしろこちらの方が実物に近い。
ま、見る環境によって色などは雲泥の差があるのでどのみち…ですが。
細かい部分の描き込みは、知らないうちに息を止めて描いていたりするのですぐ疲れる。姿勢も辛いものがあり、絵が進んで来るほど、休憩が多くなる気がする。
▲ヴェラトゥーラの効果。(用語は先日の日記参照)
一番左のももが分かり易いと思うが、先日までのどぎつさは無く、やわらかい感じが出せていると思う。
白のヴェラトゥーラで下の色を抑えただけでなく、その上から薄く溶いた桃色だとか乳白色だとかを「塗り広げる」感じで施す。
右の桃の赤い部分、赤一色ではなく斑点のようになっているので、若干濃いめの赤をチョンチョン置いては何もつけてない筆でもってぼかす。または白い部分の色でもってヴェラトゥーラしつつぼかす。ひたすらそれの繰り返しで徐々に完成に近づける。
影部分にはグレーズを。
特に明るい部分との境界は、グレーズの後にも乾いた筆でもってシャカシャカとこすってぼかす。この方法の究極がスフマートという技法なのだろうか。
-----—用語解説-----—
・スフマート : 色、明度の境界線が確認できないほどなめらかなぼかしの技法。何層にもなるグレーズによって施されるものと思う。レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザで駆使されている事で有名。
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立体感が増した
…ような気がする。
やはり絵の知識がないとこの程度しか言えない
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最近いい感じで進んでますね。
なんか自分のプロセスが確立されつつあるんじゃない?
多分それが作画のスピードを上げているんだと思う。
新しい試みもうまくいってるね。
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>くろす氏
まあ絵を買う人でも、どういう技法でもって描いてるかなどはほとんど知らないでしょうし。まして製作途中の状態や過程なぞ見たことある人は少ないでしょう。
私の場合はこんな感じで進んで行きますょ…って事です^^
>karu氏
プロセスについては不安がまだ残りますが、今回は実際に「描き込む」範囲が狭い事と、モチーフがいい事、無理に苦手な構成にしてない事などが製作速度に影響してると思います。
やはり盛りだくさんで豪華な絵より、シンプルにモチーフの魅力に没頭できる絵の方が私には向いてると思うので、しばらくこんな感じで行こうと思ってますけど…暗い絵は人気ないかな?
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みずみずしくなってきて、かぶりつきたくなってきました。
絵の知識がないので、感覚でしか記せなくてごめんなさい。
さらに完成度が上がってきそうで、今後がすごく楽しみです。
がんばってください。
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>makkuさん
甘みはもう一歩というところですが、なかなかおいしく頂いておりますよ(笑)
絵の中では少なくとも数十年はおいしそうなまま(であってほしい)ですが、実物はとっくに腐ってしまいました…