日光漂白 つづき

前回の報告からさらに一週間ほど、日に晒し続けたリンシード練り鉛白サンプル。 日に当たった部分はさらに白くなり、アルミホイルで遮光した部分との差がよりクッキリと出てます。 やはり極度に油の溜まった部分は黄色味が抜け切れませ...

日光漂白

油絵具に含まれる乾性油は経年によって必ず黄色く変色します。 特に、乾性油の中でもっとも堅牢であるリンシードオイルは黄変の傾向か強く、この油が使われた作品などを光の全く当たらない場所に置いておくとものの1,2ヶ月でも目に見...

完成。

しばらく他の作品を描いて放置していましたが、完成させました。 ほとんど変化ありませんが。 真鍮には上からオーレオリンのグレーズで黄みを足しています。 あと前回言った通り壁を鉛白で塗り重ねたり、ビンに微妙に加筆したりと細々...

着色のつづき

もう終盤です。 手前にコイン置きました。 古いもので浮き彫りの肖像も文字も削れてしまっていて、細かく描かずにすみます(笑) 背景にも何か置こうか迷ってましたが、このままで良いと思います。 壁はまだ地の赤が透けてるので、カ...

着色

ルツーセをかけて着色に入ります。 仕上げられる部分は一気に仕上げるつもりで描いてゆきますが、色によっては一発じゃ描けないよってものもあるのでそういう部分は焦らずできるところまで。 ルツーセはダマール(ダンマル)樹脂をテレ...

下層描き

この段階である程度の形と明暗の配置やバランスなど、自分の中で「安定したな」と思えれば、あとはもう描いてゆけばできあがります。 もちろん全行程が毎回滞りなく進むわけではありませんけども。 (273x220mm) 最近はこの...

保存修復シンポジウム

「西洋絵画の画材と技法」の管理人さんから情報を頂きまして、先日東京で開催された「文化財をまもる-日本における「西洋画」の保存修復-」ってシンポジウムに参加して来ました。 今回講演された方々の中では歌田眞介さん(油絵を解剖...

高森幸雄氏

日大で塗料の研究をされている高森幸雄氏ですが、この度ホームページを立ち上げたとのご連絡を受け、リンクのページに追加させて頂いております。 古吉さんのブログでも紹介されていましたので二番煎じな感はありますが。 http:/...

もうすぐできます

久々に製作の経過などを晒してみます。 写真もいい加減、説明も中途半端なのはご愛嬌。 (なんか疑問やツッコミがあれば個別に対応致しますのでコメント下さい。) 大きさはF4になります。 ▲主に土性顔料と鉛白と油煙で。背景の布...

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