36。

先日をもって36歳になりました。
35のうちに描き上げる勢いでおりました作品は、もうちょっと描き込みが必要です。
ええ、順調に遅れてます。
描きかけですみませんが、誕生記念公開。大きさは300x600mm
縦位置構図は苦手でしたが、最近割とよく縦位置で描いております。
ドイツのZinn Krug(=しろめ製水差し)ですが、本体と注ぎ口に橋がかかっているのが特徴的なこの型は、古典画でしばしばみかけるものです。
注ぎ口先端にまで蓋がついてるのが面白いですね。
ドイツ人は蓋が好きな様で、ビアジョッキにもzinnの蓋がついてたりします。
刺している花は庭に生えてたアイリス。
微妙に種類が違うのか、一本以外は薄目の色をしています。
変化があるのもいいだろうし、メインが引き立つかと思って特に色味の操作で揃える事はしていません。
左下のはクリーマーでしょうか。
槌目模様のピューター(しろめ)製品は、イギリス産の特徴ですね。
磨きラピスラズリを入れたレーマー杯を転がして配し、静かな画面に動きを与えています。
例によってラピスラズリの描画には天然ウルトラマリンを使用。
これからアリザリンレーキをグレーズしたりで、色味を調整します。

モールディング到着

いい額縁が国内メーカーには存在せず、ついに海外に手を伸ばしたもののことごとく問い合わせに応じて貰えずもだえ苦しむ日々。
そんな中、ついにスペインのメーカーが応じてくれ、その日本の窓口であるというOSRを通じて発注する運びに…というところまでが前回までのおはなし→OSR 欧州製造業連合会
いやー無事に届きましたよ。
まだまだこれからですが、とりあえずは一安心。
到着までの経緯をメモしておきます。
2月24日 見積もりFAX 前金30%入金
3月26日 納期通知&請求書FAX 残金入金
4月28日 到着
単価5,757円×25本。合計143,925円+税7,196円=151,121円也。
荷物は想像以上に長くて重く、運送業者の伝票によると二箱の総重量は160kg。
そんなにあるか?
まあでもしかし、西濃の運ちゃんと二人でとりあえず下ろしたカーポートからは、もう動かせません。
これから額縁工場で額に加工して貰わねばなりませんが、世間ではゴールデンウィークとかいう国民がなぜか一斉に一週間お休みするイベントがあるらしく、5月5日までおあずけ。
…という事で、この話の続きはまた後日。

個展のお知らせ

これまで度々個展について触れてきましたが、正式に発表してなかったのでウェブギャラリーのトップに掲載すると共にコチラでもお知らせ。
もうすこし先になりますが今年6月、東京の正光画廊で個展開催の予定です。
会期  : 2010年6月1日~6月20日
会場  : 正光画廊 Gallery Seek 東京都品川区戸越6-1-12
問合わせ :03-5702-6591
6月12,13日の二日間、ギャラリーにいる予定です。
また前後数日間も東京には滞在してると思うので、スタッフに言って連絡してもらえれば出向きますのでご遠慮なく。
白日に出品した1455x894mmの大作と、ARCコンペに出品していたこれまた1820x800mmと大作の2作品が目玉になるんでしょうか。
それらを含めた20点ほどの展示となります。
…いや、20点は実は目標値でして、実際は18点になるだろうと思われます。
もちろん個展に向け、小屋裏DIYも中断したまま休みナシで制作中でございます。

アートコレクター

「アートコレクター」誌2010年6月号に紹介頂きました。
関係者諸兄にはお礼申し上げます。
書店で見かけたら42ページ目を覗いてやってくださいませ。
同じく若手リアリズム作家として紹介されている山本大貴氏のページには白日会展出品の作品が掲載されていましたが、例の件でのヴァルトグラスがちゃんとモチーフとして活かされているのを確認できてニンマリ。

▲ああなつかしい。

改めてみると私の作品も掲載頂いた3点全てにヴァルトグラス(多くはレーマー杯)が入ってます。

というかむしろここのところ描いた作品群のうち、ヴァルトグラスが入ってない作品が1点しかないという…完全な定番モチーフとなっております。
色味やら光線の違いもあって古典画っぽくはなっていませんが、作品を見てもこの奇妙なグラスに注目される方が居ないのが不満。
知ってたら「おお、、」知らなくても「何じゃこの変なグラス」ってなるハズなのですが。
話はアートコレクター誌に戻って、しかしやはり印刷になると発色、特に青がおかしいですね。
画像はこちらで撮影したものをデジタルデータで渡したのですが、私の環境が正確なキャリブレーションなされてないので狂ってるんでしょうか。
それともあちらでのCMYK変換がうまくいってないんでしょうか。
そもそも紙面用の資料にsRGBのJPEG渡す事自体がヘッポコですか。
今後は印刷を念頭に撮影段階からAdobe RGBで統一する事にします。。ってそしたらAdobe RGB対応モニタ買わにゃ意味無いですかね。
本当はちゃんとキャリブレートされた環境がないといろいろ困りまして(プリントアウトする時とか)、まあ20万もかければある程度の環境は整えられそうな気もしますがそんな余裕など今は無いわけでして。
個展向けの図録には手持ち画像を使うとの事なので心配です。
とりあえずモニタキャリブレーターだけでも買った方がいいですかね。
また借金が増える…

単焦点レンズ

実は今月あたまに姪が産まれ、わたくし、伯父になりました。将来おっちゃんのモデルになってくれるのかね。
そうかそうか。
でも絵のモデルの前にカメラのモデルになってもらいます。
子供撮りにはやはり明るいレンズで背景ボケボケな画だろうと、購入したのはデカくて重いSIGMAの単焦点レンズ 30mm F1.4 EX DC/HSM(フォーサーズ用)
オークションで26,000円也。
なんかモヤがかかった様な絵になりがちですな。
また開放だとピント浅すぎて難しいです。
カミソリピントというやつですか。
しかし超軽量デジタル一眼のE-410にこのレンズ…まあ何とアンバランスなこと。
ボディ375gに対してレンズ400g…
非常に扱いづらい。
▼ずんぐりむっくり単焦点SIGMA 30mm F1.4
▼標準ズームレンズ
明るいレンズといえば破格の8,000円台で入手可能なCanonのEF50mm F1.8 IIが軽くてうらやましいんですが…
さてこの際動画撮影もできるCanon(Kiss)に乗り換えるか…
レンズ重いのはガマンしてOLYMPUSのままグリップの持ちやすい安価なE-520とかに買い換えるか…
作品撮影に適したレンズなりも欲しいところですが、フォーサーズはレンズの選択肢が狭いんで、やっぱキヤノンとかニコンとかにしといた方がいいんでしょうか。
ソニーも割と安価なレンズが揃ってるぽいのでいいかも。
キリないですな。

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