写実に特化した海外の公募展 International ARC Salon Competition にて、二度目のBest Trompe-L’oeilを受賞致しました。
上記リンク先にて実ピクセル以上に拡大表示可能です
Best Trompe-L’oeilは数ある賞のうちの「その他の賞」にあたるものではありますが、今回は1点に絞っての出品でしたので前回以上に狙って獲ったといった感じです。
「前回の受賞はまぐれ。次取れればホンモノ。」
と今まで申して来ておりましたので、今回の受賞をもってトロンプルイユの実力宣言解禁とさせて頂きます。
まあしかし額縁のインパクトが大きい事は確かなので、お譲り頂いた古吉画伯の後ろ盾あっての事かなと。(同画伯もHonorable Mentionを受賞されています)
こちらの作品は2019年12月6日~2020年2月2日の間スペインのバルセロナにあるヨーロッパ近代美術館(MEAM)にて、また2020年7月17日~7月27日までニューヨークのサザビーズにて開催されるARC Salonの展覧会に出品される事になりました。
・コチラ参照
全会期終了まで販売関係はARCに委託となっておりますので、お問い合わせは冒頭リンク先にあります連絡先(メールアドレス)までお願い致します。
現在は前にもご案内した通り横浜本牧絵画館にて開催中の「トロンプルイユの現在(いま) 2019」にて展示中ですが、こちらもいよいよ7月21日まで。
海外に渡るまでの束の間「もり画廊」でのお披露目展示を企画しています。
8~9月頃を予定してますので、地元民の方々もどうぞご期待下さいませ。
初めまして、最近鳥越画伯のこの絵画偶然を見知り、とても興味を持ちました。ARCという海外のコンクールで受賞をされたお作品とのことですが、日本国内の別の展示会にも展示されたということは、ARCは他で発表済みの作品の重複出品が認められているということでしょうか?また、この作品はARCで販売済みでもう日本国内では拝見することはできないものでしょうか?唐突に不躾な質問で恐縮ですが、原画を見てみたかったのでお聞き致しました。ご無礼お許しくださいませ。
はじめまして。コメントありがとうございます。
ご指摘の通りARCに限らず海外のその他公募展においては発表歴の有無は問われません。
残念ながらこちらの作品は販売に至らず、これまで地元のギャラリーでの常設展示に加え、横浜本牧絵画館で2度、都内ギャラリーエスパスラポルトにて1度の展示履歴があります。
今後はアトリエを岡山市内に移転し、売れない限りそちらへ常設となります。あるいは先述の横浜や東京での再展示もありえるかと思います。
鳥越画伯
今晩は、お返事賜り感激です。
なるほど、海外はそういった考え方なのですね、不勉強でした。
とても心打たれたお作品でしたので、関東地区で再展示があれば、いつか必ず機会を作って拝見に伺いたいと思っております。今後ともご健筆お祈り申し上げます。
良い作品ほど多くの発表機会を得るべきであり多くの賞をとるべきだと思っているのですが、国内公募展の多くに課せられる「未発表作品に限る」の制約については意図が掴めません。
関東にお住まいでしたらそのうちお目にかけられる機会があるかも知れませんが、近頃ブログの更新も怠っていますのでX(twitter)をフォロー頂く方が展示の情報は得やすいかも知れません。
今後ともよろしくお願い致します。