スクエアビット

DIYなお話。
結構長めのビスを使う機会があったのですが、これがもう硬くてカムアウトしまくりのナメまくりで往生します。
※「カムアウト」=溝からドライバーが浮き上がってガガガガッてなる事。
※ナメる=カムアウトによって溝が削られる事。

ナメちゃったビスはもう抜くのも大変だし、この世から消えて欲しい。
どうにかならんかと思い調べてみると、「スクエアビス」なる+でも-でもない、四角い穴の空いたビスがありまして、それがナメにくいとの事で、専用の「スクエアビット」と共に早速購入。

期待しながらいざ使ってみますと…全然ダメ。。
カムアウトしまくります。
どうもビットとビスのかみ合わせが悪いようで、ビットの先端ちょっとしかビスの穴に差し込めておりません。

こんなもんなの?
調べてみた。

一応規格ではNo1, No2, No3と3種類のサイズがあるが、
購入した新亀製作所のスクエアビットはそれぞれ約2.5mm、約3mm、約3.5mmとの表記。
Anex社では2.4mm(3/32インチ)、3.2mm(1/8インチ)、3.6mm(9/64インチ)。
VESSEL社は3/32インチ, 1/8インチ, 9/64 とインチ表記。

更に調べるとVESSEL社製ビットの注意書きに
“【注意】建築金物メーカーの株式会社栗山百造のビスについてはビットの収まりが悪いので、他メーカーのビットをご使用ください。”
とあった。
つまりメーカーによって微妙にサイズが異なるのか。
ビスとビットのかみ合わせが良いか悪いか、テメーで調べてから買えって事らしい。
なんじゃそりゃ。
ちなみに、何作ってんのかと言いますと、、、
いずれ作る予定の小屋裏収納へ通じる、収納階段の設置でした。
[続編]マキタ製 四角穴付コーススレッドと四角穴ビット

保存

鳥越式 屋根散水システム

カクダイ・スプレイ(スプリンクラー) 180°
・576-802 x2
・576-702 x2
チーズ

【楽天市場】フレキ用チーズ(G1/2×G1/2×R1/2):水道屋さん
配管用テーパーネジを平行ネジ2方向に変換する継手です。フレキ用チーズ(G1/2×G1/2×R1/2)
外ネジチーズ アソー TM-1444 MonotaRO(個人ユーザー向け) – Yahoo!ショッピング – Tポイントが貯まる!使える!ネット通販
【出荷目安】翌営業日以内 【内容量】1個 【トラスコ品番】374-1443 【材質】黄銅 【形状】チーズ 【種類】ねじ込み継手 【寸法L(mm)】58 【寸法L1(mm)】29 【最高使用圧力(MPa[kgf/cm2])】6.9[70] 【内径d(Φmm)】13 【使用流体】水、空気、油 【取付ねじ(d1)】PT1/2

http://kudohkenzai.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=562236&csid=5

青木敏郎の世界展

遅ればせながらの情報で恐縮ですが、青木敏郎先生の展覧会が長野の諏訪市美術館で開催中でございます。

デパートで開かれる個展と違い、今回は以前の作品から最近のものまで、かなりの数の作品が展示されるとの事。
自画像・模写3点を含む1977~2009年までの油彩画作品が42点、1974~1976年の、欧州滞在時に描かれたであろう素描が19点となっております。
恥ずかしながら画集でしか観たことのない作品群が一堂に会するとあって期待が高まりますね。
8月1日のPM1:30~にはギャラリートークもあるので、それに合わせて私も出かける事に。
期 日:2009年7月23日~8月30日
場 所:諏訪市美術館
休館日:7/27,8/3,10,24日
入館料:500円
HP :http://www.city.suwa.lg.jp/scmart/index.htm

天然ウルトラマリンの抽出 ~マスチック→ダンマル

病気ネタから更新してませんでしたが、しっかり生きて製作に励んでおります。
天然ウルトラマリンの抽出作業は鬼の様に面倒なのでなかなか進んでおりませんが、有用なネタをひとつ。
ウルトラマリンの抽出をやろうとした際、最も高価な原材料がラピスラズリ原石ではなく、実はマスチックであるという事は以前も述べました。(原石のグレードにもよりますが)
同時にマスチックを使う必要があるのか、ダンマルではダメなのかという疑問も提示しておりましたが、結果を先にいいますと、ダンマルで全然OK。
問題なく抽出可能です。
松脂(ロジン)も入手したので、論文にある通りに、バルサムではなく松脂を、マスチックの代わりに同じ量のダンマル樹脂を使用して実験。
松脂を使う時の注意点としては、溶かした松脂にテレビンを少量加えてあげないと、出来上がるパテがカッチカチになり過ぎます。(どのくらいの分量が最適であるかは不明)
マスチックの代わりとして使うダンマルについては、マスチック同様、不純物が混入しているのでお茶パックなどで漉してあげた方が良いという意外に、特別な注意点はありません。
上記の配合で、パテの感触が若干違いますが抽出に難はありませんでした。
そもそもドロドロのバルサムではなく松脂(ロジン)を使うのであれば、他の樹脂は必要ないのではないか…という当初の疑問が残っていますが、それはまた後日にでも樹脂抜きでのパテづくりに挑戦してみます。
これでまた一気に抽出作業の敷居を低くしてしまいました。
かかる費用をグンと抑える事ができます。
できれば私がやる前にだれかに教えて欲しかった…。
100gあたり5,000円はかかるマスチックに対し、ダンマル樹脂は1/10程度の価格。
1kgほどまとめ買いすれば更に安く、100gあたり200円以下で購入可能です。
そしてラピスラズリ原石ですが、パキスタンのバイヤーとの交渉によりグレードは低いものの破格で入手できるルートを確保。
私は一体どこをめざしているのでしょうか…

天然ウルトラマリンの抽出 ~最高の青

4gのラピスラズリ顔料(+4gの樹脂・蝋)によるパテで抽出実験を続けていますが、まだこれといった「最高の抽出条件」を特定するには至っておりません。
しかしながら、先日は今までで最高の青を取り出す事に成功しました。

以前、油を加えて合成ウルトラマリンと比較したものよりも、もっと濃い青です。
抽出作業の最初の方ほど、よい青が取れるとの事ですが、しかし抽出できる顔料の色味には「何度目の抽出か」の他にも重要な要素があります。
それは以前も話題にした「粒の大きさ」、正確には「粒の重さ」です。
以前の記事では「粒が小さくなるほど色が悪い」という結論に至っていましたが、こと抽出後の顔料の、ある選り分けの手法については真逆の事が言えます。
抽出後のウルトラマリンには様々な大きさの粒が混ざっているのですが、その中からさらに良い青を取り出そうとすると必然的に小さい粒=軽い粒になるのです。
お椀の中のウルトラマリンが溶け出した水をくるくるとかき混ぜてから沈殿させると、中心部に重い粒子が、周辺部に軽い粒子が溜まります。
濡れた状態では白い粒は透明になって見えず、その為粒子の集まった中心部が最も濃い青になっているのですが、沈殿した顔料の分布を崩さない様、上澄みをスポイドで捨て、さらに完全乾燥させた状態を見ると、中心部には濃い青と共に大きい白も大量に溜まっているのです。
結果、中心部の青は不純物が多く粒子も大きい、いまいちな青となり、周辺部の薄く広がった青をかき集めたものの方が、より良い青となるのです。
今回取れた最も良い青の取り出し方は以下の通りですが、これ以外の要素によるものかも知れませんし、まだ確信は持てません。
・抽出には水温40℃ほどの0.4%炭酸カリウム水溶液を使用
・抽出時間は1回につき10分
・4~6回目の抽出による灰汁を全て足す(たまたまこの回数の灰汁で試しただけです)
・沈殿・洗い作業を経た後、くるくるかき混ぜてすぐにまだ青い上澄みを別容器に移す
・残った濃い方にお湯を足し、またくるくるかき混ぜて数時間沈殿させる
・上澄みをスポイドで捨てた後に乾燥
・周辺部の青のみを掻き取る
粒子の沈降速度差を利用した選り分けなので、いわゆる「水簸(すいひ)」と言えます。
水をくるくる回して碗の中心に大きい粒を集める手法は何と呼ぶのか知りませんが。
別容器に分けた上澄みの方も同様にして青を取り出しましたが、青の濃さについては上記のものよりも薄目でした。
この薄目の顔料を選り分けておくことで、より青い顔料が取れる様になるのでしょうか。
たまたま得られた今回の最も青いウルトラマリンを、今使用している程度の原石から常にいくらか得る手法を確立したいものです。

search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status image gallery music video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss