以前ご案内しました「大牟田美術工房」における活動に関しては地元の新聞に掲載頂いたりラジオへ出演させて頂くなど各方面からアプローチしておりますが、今回はチラシが出来上がりましたのでこちら小脇にかかえて頒布協力頂ける施設を回ったりしております。
ご協力頂ける福岡県近隣の方いらっしゃいましたら、ぜひご連絡下さい。
画材店内にアトリエがあって、そこではプロの画家が絵を描いている。ノゾキミ自由でお店の画材についてはもちろん、その他絵画素材や制作上の疑問・質問にも応えてもらえ、技術的なアドバイスまで受けられる。しかもタダ。
そんな「画家のいる画材店」が誕生しました。続きを読む →
アカデミーでのデッサン指導がどのようなものであったか、その一端はシャルル・バルグのドローイングコースでご紹介した通りです。
では日本国内ににおけるデッサンの指導とはどのようなものだったのか。
こちらの書籍は主に日本国内において長らく“芸術の本質”として扱われてきた石膏デッサン指導の変遷を追うもので、東京藝術大学の前身である東京美術学校、工部美術学校からはじまり、それらを取り巻く環境として発展してきた予備校群のデッサン指導についてかなり細かく精査しまとめられた良書です。
アカデミーにおいて石膏像/石膏デッサンがどのように利用されたかについても触れられており、本書の上でも西洋と日本のデッサン指導がいかに乖離しているのかを知ることができます。またアカデミーのデッサンを主眼に国内のデッサンを眺めた際の、“なんでこうなった”感をすっきりさせてくれる一冊でした。続きを読む →
1860年代後半、ジャン・レオン・ジェローム協力のもと、シャルル・バルグが制作したリトグラフによるデッサン手本集「Cours de dessin」。この美術教育機関向けに販売されたリトグラフ集を書籍の形で一冊にまとめたのがこちらの本です。続きを読む →