映画「王は踊る」から見るバロック芸術

Medici動画、今回は松川さん主導シリーズです。

松川さんのブログに詳しくある通り、バロック絵画というと日本人にウケが良いのはフェルメールやレンブラントですが、実はそれらとは傾向の異なるルーベンスとかそちらの方がバロック絵画の大半を占めるというところから話は始まります。

あちらの歴史をみる際には宗教の事を知らずには語れない部分が恐らく相当あるような気がしますが、そこまで勉強するのもなかなか大変なので美術史の知識は中途半端な事が多いかも知れません。

 

今回とりあげる「王は踊る」はルイ14世と、彼に仕えた音楽家リュリの物語です。

ルイ14世は権威の象徴としてあらゆる芸術を利用するのですが、その中でも映画ではダンスと音楽が主軸として取り上げられています。絵画がテーマでないあたりが残念なのですが、野外で音楽をBGMとして演奏させながら自分をモデルに戦争画を描かせるとか、なかなかの事をやってます。

 

 

この映画には石膏像でおなじみの喜劇作家モリエールも登場します。

リュリと共にルイ14世に仕える盟友なのですが、確執からリュリの裏切りに合い没落してゆき、自ら演じる劇中で最期を迎えます。
一方モリエールを陥れてルイ14世の庇護を得たリュリの方も次第に見限られてゆく事となり、演奏中の怪我がもとで亡くなるという栄枯盛衰な物語です。

第二部の動画では後半より知見を深めるための書籍の紹介や、もうひとつ後日別撮りした「ヴェルサイユの宮廷庭師」という映画紹介をくっつけています。

 

この後さらに引き続き、映画を資料としてバロックについて語るシリーズを本日公開予定です。

 

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