ロジン+ターペンタインによる還元バルサム
バルサムと言うと端的には松脂の事を指しますが、モミやコパイフェラ(マメ科)から採れる樹液もバルサムと呼ばれるので、もうちょい正確に言うと揮発性油を含む高粘度樹液の総称といったところでしょうか。 透明度・粘度が高く塗料に添...
バルサムと言うと端的には松脂の事を指しますが、モミやコパイフェラ(マメ科)から採れる樹液もバルサムと呼ばれるので、もうちょい正確に言うと揮発性油を含む高粘度樹液の総称といったところでしょうか。 透明度・粘度が高く塗料に添...
Medici提供動画シリーズ。 長らく間を開けての新シリーズが出揃いましたのでブログでもご紹介。 今回の動画は映画「薔薇の名前」の内容にからめて、舞台となった中世後期の美術や文化について語る内容となっております。 羊皮紙...
森田恒之著「画材の博物誌」に書かれた銅板支持体に関する記述は5ページにとどまりますが、日本語で読める貴重な資料の一つです。 また同氏が翻訳されているR.J.ゲッテンス G.L.スタウト著「絵画材料辞典」にある銅板支持体に...
ナショナルギャラリーの「テクニカルブリテン」Vol.20に銅板油彩画に関する記述があるとの情報を得ましたので、いつものごとくgoogle翻訳にお世話になりながら見ていきます。
布で半分隠れた構成の作品を描いています。 今回、こちらの布の部分はグリザイユ(白+黒での描画)で描いたのち、グラッシ(透明な層)を重ねるやり方で着彩します。 いわゆる「グリザイユ技法」ですね。
絵画で使用する材料の紫外線に対する蛍光反応をみていきたいと思います。 古い油彩画の表面を覆う天然樹脂のニス層は紫外線に対して蛍光反応を示す事が知られており、UVライト(ブラックライト)で絵画を照らすことで、ニスのない部分...
ダンマルワニスを木工ワニスとして使用したらボロボロで全くダメだったという話を以前Medici動画の中でしました。 その際使用したダンマルワニスは軒下に放置してたらきれいに白濁。
オリジナルの熊野筆やメディウムその他の画材でいつもお世話になっています、俵屋工房の高橋さんを招いてお話を頂きました。
今回のシリーズは3本構成。 まずは動画をご覧ください。
新たに入手したマメ科のコーパルを開封しつつ何やかんや語り合う動画を収録しました。 前回公開しましたMaster Pigments社の驚異的な製品に続けての、おまけ的な収録です。
Natural Pigments社のスタック法鉛白によるチューブ絵具の開封動画からはじまったMediciの動画シリーズですが、ふたたび原点に立ち返り(?)異なるメーカーから入手したスタック法鉛白チューブ絵具の開封動画&簡...
Medici提供 動画シリーズ。 メディウムの調合実践動画は以前にも投稿しましたが、流れでダンマル入りメディウムを調合する事になりました。 動画の冒頭にアナウンスしていますが、どちらも乾燥速度の遅いメディウムになりますの...
Medici提供 動画シリーズ。 冒頭は今タイトル第一部で実演した、樹脂の溶剤に対する反応の中間報告です。 ダンマル樹脂はテレピンに溶けるがアルコールには溶けず、 コーパルは逆にテレピンに溶けずにアルコールに溶ける。 …...
Medici提供 動画シリーズ。 前回から松川さんによるコーパルについての講義が始まりました。 硬質樹脂のコーパルは、樹脂が完全に化石化して琥珀となる手前のもの…という事でしばしば「半化石樹脂」と説明されます。 しかし現...
Medici提供 動画シリーズ。 画用として使う軟質樹脂の代表ダンマル、硬質樹脂の代表コーパル。 これらは一体何の木から採れる樹脂なのかご存知でしょうか。
Medici提供 動画シリーズ。 コーパルネタに入る前に、樹脂を使ったメディウムを作ろうじゃないかという事で実演してます。 画材として市販されているものを混ぜるだけ。 何が面白いのかわからん方もおいででしょうが、絵を描い...
Medici提供 動画シリーズ。 以前はマスチックについて語りましたが、今度はダンマルやコーパルについて掘り下げて参ります。(バルサムについてはおまけ程度ですが) 加工油編を超える超巨編。 特に松川さんのコーパル情報がス...